新規就労:新しく働き始めるあなたへ

働き始めるために、まず何をすればよいのでしょうか?

1「身体と心の声」を聞きましょう

「経済的に不安だから」「家族に迷惑をかけているから」という気持ちから、「とにかく早く働かなくては……」と焦っていませんか。
気持ちが先走ってしまうことがあるかもしれませんが、がん治療と仕事を両立させていくためには、身体だけではなく、心のバランスが取れていることも大切です。
副作用や後遺症にも対処しながら、無理なく働き続けるためにも「身体と心の声」に耳を傾けていきましょう。「働かなくちゃ……」から「働きたい!」という気持ちの変化が出てきた時が、就職活動をスタートさせるよいタイミングです。

2「働く目的」を整理してみましょう

身体と心が安定してきたら、「長時間の立ち仕事は体力的に難しい」「しびれがあるので細かい作業は控えたい」「リンパ浮腫があるので重たいものを持つのは避けたい」など、どう働きたいのかを具体的に考えてみましょう。
「生活のため」「治療を続けるため」という人、「社会とつながりたい」「病気の経験を活かして新しいことに挑戦したい」という人など、働く目的も、人それぞれでしょう。

働き始める前に、①なぜ働きたいのかという「働く目的」、②週何日・何時間ぐらい働きたいのかという「働く時間」、③いくらぐらいの収入を確保したいかという「得たいお金」を整理することで、再就職に向けて何が必要なのかが見えてきます。

3「病気のオキドコロ」を考えてみましょう

働く目的が見えてきたら、次に「病気のオキドコロ」を考えてみましょう。
あなたの人生に、がんの経験はどのような変化や影響を与えましたか。病名を含めて周囲に公開していきたいという人がいる一方で、病気のことは隠しておきたい、忘れてしまいたいという人もいることでしょう。
あなたはどの程度、開示をしたいですか? 「病気のオキドコロ」を意識にすることにより、病気を誰に、どこまで知らせるのかが明確になってきます。すると、あなたがイメージする「仕事」や「働き方」が、よりクリアになってくるかもしれません。

チェックポイント
「どう働きたいか?」を考えてみよう

  • どのような雇用形態がよいですか?(正社員、契約社員、パート・アルバイトなど)
    どのような職種が適しているでしょうか?(営業、事務、接客など)
  • 週に何回、1日何時間なら働けますか?
  • 出社時間・退社時間、時短勤務やフレックス、在宅ワークなど、利用できる制度はありますか?配慮が必要な期間はどのくらい続きますか?

【一般社団法人CSRプロジェクト】患者会が催している就労相談

治療と就労の両立、新しい仕事の探し方など、「がんと就労」に関する相談を受けつけています(採用に関する相談は受けつけていません)。対応するのは、がんを経験した社会保険労務士、産業カウンセラー、キャリアコンサルタントなどです。「就労セカンドオピニオン ~電話で相談・ほっとコール~」と「サバイバーシップ・ラウンジ」は、ホームページ内の専用フォームからお申し込みください。

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